kei_1's Blog

E INK 次世代技術発表

Link: E INK DRIVES ELECTRONIC PAPER MARKET FORWARD; NEW VIZPLEX IMAGING FILM IS BRIGHTER AND FASTER.

Cambridge, Mass., May 9, 2007 - E Ink Corporation, the leading provider of electronic paper display (EPD) technology, today announced the launch of its next-generation electronic ink technology, offering significant improvements in performance and shipping under the new trade name VizplexTM Imaging Film.

　E　Ink社が電子ペーパー技術の次世代版（Vizplex Imaging Film）を発表した。表示スピードや反射率向上がなされたようだ。

	Previous Generation Imaging Film	Vizplex Imaging Film
Typical Switch Speed	1200 ms	740 ms
Peak Switch Speed (monochrome)	500 ms	260 ms
Brightness (typical reflectance)	32-35%	40%
Supported Grayscale Levels	4 levels (2-bit)	8 levels (3-bit)

　

Plastic Logic、 150dpiのフレキシブルな電子ペーパー

Link: Plastic Logic. Press release: 　Plastic Logic to show high resolution flexible active-matrix display at Plastic Electronics 2006

Cambridge, UK - 23 October 2006 ? Plastic Logic will reveal its latest 150ppi SVGA flexible active-matrix display technology at the Plastic Electronics 2006 conference in Frankfurt this week.

　英PlasticLogic社が、さらに高解像度になったフレキシブルな電子ペーパーを開発したと発表した。プラスチック基盤を使いフレキシブルさを持ちながら、150dpiと、他社のガラス基盤上に形成されたE-INKディスプレイとほぼ同じレベルに解像度を高めたのが特徴だ。

　10インチのこの150dpiのフレキシブルな電子ペーパーが2008年に量産されるという。とても楽しみな技術だ。

EDEX2004 電子ディスプレイ展

EDEX2004 電子ディスプレイ展開幕(PCWatch)

　中でも興味深いのは「ミニノートPC向け」として展示された新製品の液晶ディスプレイ「LTD056ET0S」。5.6型、WSVGA(1,024׶00ドット)で、221ppiと高精細な表示が可能となっている。熱狂的なファンはいるものの、最近ではなかなか新製品の出ない分野だけに、搭載製品の登場が期待される。

まさに今日、電子ディスプレイ展を見てきた。
そして、そう、このLCDの出展は気になったなあ。
このLCDが搭載されたミニノートPCが近々発売されるかもしれない。
もし、そうだとしたらとても楽しみである。

もちろん、LCD単体の表示能力の高さはなかなかのものだと思った。221ppiという数字にはなかなかなじみはないが、とても高い解像度で、小さな文字もくっきりと表示される。あまりに小さすぎて、目のほうが追いつかない。もちろん発色もきれいだった。

日立の新型立体映像システム

これは実物を見てみたいものだ。

日立、リアルタイム映像を投射可能な新型立体映像システム

株式会社日立製作所は24日、360度どこからでも映像を見られる新型立体映像ディスプレイ技術を発表した。

同社の研究機関「日立ヒューマンインタラクションラボ(HHIL)」が開発したもので、従来のホログラフィを用いた立体映像システムとは異なり、動画/静止画を問わずリアルタイムで立体映像の生成が可能なシステム。生成された映像は裸眼立体視が可能な3次元映像として投影され、被写体の側面や背面も見ることができる。

記事の写真では立体物がぼんやりとしか映っていなくて、撮影の問題か、実際の立体映像のレベルがこの程度なのかは判断できにくい。撮影も難しいだろうなあ。
前から見たり、後ろから見たり、立体物を立体で見ることができるディスプレイはSFの世界のものだったが、現実になろうとしているんだなあ。やはり実際に見てみたいものだ。

2/29追記
IT Mediaのこちらの記事とあわせて読むともう少しわかりやすい。ディスプレイ装置全体の様子も良くわかる。