11月27日金曜日はふたつのモバイル系展示会をはしごして忙しく、写真を中心にした速報をTwitterで送ることまではできたが、文字での説明がほとんどできなかったので、今更ながらここで補足説明しておこうと思う。
午前中は、NTTドコモとRIMが主催するBlackBerry Day 2009(東京国際フォーラム:有楽町)にでかけた。
BlackBerry専門の展示会ということで私は初めて参加したのだが、いろいろみれて良かったと思う。写真の速報ではお届けできなかったが、以下の出展を拝見し、説明員のかたとディスカッションできた。Salesforce、富士ソフト(Google Apps)、オムロンソフトウエア(CORTADO)、バリューエンジン(RepliGo)、構造計画研究所、コムチュア、そしてRIM(リサーチ・イン・モーション)ほか、、だ。
BlackBerryはもともと企業向けソリューションとして、プッシュメールやセキュリティ強化を特徴にしたビジネスをしてきた会社だ。もちろん、最近、個人向けにもその領域を広げているが、そもそもの企業向けソリューションはこうした展示会でもないと一度にはなかなかお目にかかれない。その意味で個人的に大変勉強になった。BlackBerryの提供する情報システムの仕掛けとして、BES(BlackBerry Enterprise Service)とそのサーバの役割の大きさを、具体的にイメージできたのが私には収穫だった。
午後は、MCPC モバイルソリューションフェア(青山TEPIA)に参加した。
いつもの年だともっと早い時期に開催されるこの展示会がこの時期になったのは、いろいろ裏方の事情を聞いているが、一時は不況のあおりを受けて開催そのものが危ぶまれたそうだ。結局何とか開催にこぎ着けたとのことで、関係者のご苦労に敬意を表しておきたい。
実はそんなことで、出展がさみしいものになっているのではないかと気になりながら会場に向かったのであるが、確かに出展社や参加者の数は減っているが、それなりのもり上がりは見せていたように思う。元関係者としては、ちょっと胸をなで下ろしたところだ。
今回は通信キャリアの展示スペースを例年より広げていたように思う。その中で今回興味深いのは、ドコモの個人向けフェムトセルサービス「マイエリア」と、ウィルコムのHYBRID W-ZERO3の 展示だ。元々この展示会はWindowsMobile系のSmartPhoneが多く出展されるが、今年もマイクロソフトのブースを中心に出展があり、最新の端末に触ることができた。iPhone等に押されているWindowsMobileであるが、新バージョン6.5で巻き返しをはかる。一般には実際の端末に触れる機会はまだ少ないので貴重である。
最近のコメント