Link: ソフトバンク孫社長、「iPhoneは発売と同時に売り切れる」.(ケータイWatch)
iPhoneの発売が7月11日に控えていること、また、iPhoneに関してはプレスリリースだけの発表となっていたことで、代表取締役社長の孫 正義氏は、iPhoneに関する説明に時間を割き、いみじくもiPhoneの製品発表といった様相を呈した。
さすが孫さんというか、今日行われた株主総会で自社を大いにアピールをしたようだ。経営者たるもの、このくらいで普通だろうとも思う。まあ、昔の強引なやりかたを思い出し、今も嫌いだという人が多くいるが、まあ、わけのわからん論理を振り回す人が多い中、今回の話はとてもわかりやすく、一部分は応援しても良いかなと思える内容だ。
特に、ライバルはGoogleというような勢いで、自分たちは視点をアジアにすえ、成長性はこっちの勝ちだという論旨はすばらしい。ほかにこんなことを言える日本の企業家は見あたらない。このスケール感は他の企業経営者も見習うべきだ。
iPhoneはケータイ市場の中で台数だけで語ると微々たるものである。彼らの成功をおもしろくないと思う人間は取るに足らない台数として評価を下げようとするだろう。しかし、ものさしは台数だけではないはずだ。今後のケータイ市場を大きく変える可能性について、しっかり評価していきたい。
もちろん、iPhoneに期待するから若干甘めに表現しているが、ネットワークの閉鎖性等、まだまだ「ガラパゴス」的な部分がソフトバンクモバイルにも多く残っている。というより、ほんの一部が変わり始めているに過ぎない。iPhone人気に踊らされることなく、しっかりクールにこのあたりはみていくことにしたいものだ。
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