某所から工人舎のSA5KX08ALをお借りして少し使ってみる機会があったので、ファーストインプレッションを書いてみようと思う。もうすでにお返ししちゃったので、記憶が曖昧なところはご容赦を。
この写真は、Eee PC 4G-X(左)とのツーショット。
工人舎のSA5KX08ALは、とてもコンパクトなマシンである。キーボードの出来も良いし、値段の割に実用度がかなり高いマシンだ。
Eee PC 4G-Xは私の場合は実用マシンとしてではなく、改造遊びようとして購入した。というのは、Cドライブの容量が4GBと小さすぎて、私の必須アプリ、Lotus NotesやOffice 2003スタンダードエディションとかが入りきらないのだ。というよりも、WindowsUpdateを実行しただけで、残り容量が数百Mバイトとは、あまりにひどいんじゃないだろうか。それに比べるとSA5KX08ALは80GBのハードディスクを搭載、ちゃんと使えそうだ。当たり前といえば当たり前なのに、なぜかうれしい。
これが実売価格59800円で購入できるとは、やはり安いなあ。すばらしいと思う。良い時代になったなあ。
なかなか良いマシンなんだけど、このところライバルが数多く登場している。Eee PCも 4G-Xだけではない。901が登場した。ほかにもHP 2133やAcer Aspire one、MSI Wind Notebook U100など、どんどん強力なライバルが登場している。そんな中で、SA5KX08ALの弱点をいくつかあげると
- ごつごつ系デザイン。もっと洗練されたものにしてほしいなあ。
- ディスプレイの2軸回転はいらない。単なるクラムシェルにして、シンプルにしても良いのでは?
- 7型液晶パネルはやはり小さくてもの足りない
- タッチパッドが小さすぎ
- bluetooth非搭載は困る
- SDカードスロットは、深さ方向に半分になっていて、挿入したSDカードは半分外にはみ出す。これはいただけない。
このくらいかなあ。
実際に重いソフトを動作させてみていないのではあるが、Webをみたり、メールを書いたり、Office文書を作成したりくらいの用途には十分な性能だと思えた。外部ディスプレイにつないで、省スペースデスクトップ的な使い方もしてみたが、十分実用的なパソコンだ。
工人舎は、このSAシリーズだけでなく、SCシリーズ、SRシリーズ、SHシリーズほか、、といくつものシリーズをそろえ、がんばっている。Eee PCほかの海外製低価格ミニノートPCの攻勢に屈せずに日本のメーカーとしてがんばってほしい。応援したい。
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