3日のエントリーで「DTIのアカウントのメールをFomaのパケット通信のときに受信は出来るのだが送信が出来ないでいる。」と書いたところ、今日、halleyさんからコメントを頂き、解決策のヒントを教わった。それで見事にメールの送信も出来るようになったので、改めて詳しく報告しておこう。
Fomaのパケット通信の際に、mopera-Uのメールアカウント以外、たとえばDTIのメールアカウントを、M1000に設定してメールの送受信をするときには、以下のような設定をする必要があることがわかった。
- SMTP認証を設定する
- SMTPのポート番号を変える 変更前:25 --> 変更後:587 (ポート番号はISPのメールサーバによって異なる場合があるので注意)
具体的なM1000の操作画面で説明すると
- コントロールパネルの「接続」タブ、さらに「メールアカウント」の「メール」タブを開いて、設定したいメールアカウントを選択し、「編集」をタップする。(すでにこのメールアカウントの情報が一通り設定済みの状態を想定して説明する)
- 「パスワード」タブで「送信」の欄、「SMTP認証の利用」をタップしてチェックマークを入れる。
- 「詳細設定」タブで「送信メールポート」を「25」から「587」に変更
- 「完了」を2回押して終了
以上である。
まだ試していないが、パソコンからのダイヤルアップでも同様に、SMTP認証とポート番号を設定すればメールの送信が出来そうだ。早速この後やってみようと思う。
なお、なぜこんな設定が必要になったのかについても理解できた。最近スパム対策のために「Outbound Port25 Blocking」を行うプロバイダが増えているそうだ。ドコモも同じ考え方で、SMTPのポート25番をブロックしているようだ。
さらには、Message Submissionという方法を用意しているプロバイダも増えているそうだ。これは「Submissionポート」という別のポートを用意して(DTIの場合、前述の587番)、かつ、そこでメールを送信するユーザの認証をきっちり行おうということだ。ここにSMTP認証(SMTP AUTH)が使われる。
このあたりのことはBBWatchの槻ノ木 隆さんの連載「BBっとWORDS」 その28とその29に詳しい解説があったので参考にしていただきたい。
結局、何が不足していたかというと、ドコモがM1000のメール設定時の注意点として、mopera-U以外のメールを使う場合、このような方法があることをユーザにわかりやすく伝えていなかったことが問題だったことがわかった。ぜひ、改善してほしいところだ。
今日は、とにかく勉強になった。halleyさん、ありがとうございました。
http://www.cerience.com/products/uiq/index.htm
これってUIQ用だけれど、エリクソン専用ともとれて、M1000でもきちんと動くなら、即M1000&ソフトを購入しようと思っているんだけれど。どうなのでしょうか?
Handstoryの様なソフトでM1000できちんと動くものがあれば、iPAQ4150をM1000に変えちゃおうかな、とも考えています。
投稿情報: REPLIGOのUIQ用は動くと思いますか? | 2005.07.07 00:12
REPLIGOのUIQ用は動くと思いますか? さん こんばんは!
うひゃひゃ、長い名前(^^;
ちょっとまだアプリをインストールしていじる前にやりたいことが多くて、手が回ってない状態です。もう少し待ってもらえれば、試してみますよ。
やっと、今日、メールやダイヤルアップやシンクロが全部確認できたところです。いよいよアプリを試してみようかというところです。
投稿情報: kei_1 | 2005.07.07 23:23
RepliGoですが、M1000にUIQ版をインストールしてみました。動いていそうですよ。インストール時に「対象のマシンでないけど本当に良いか?」と念を押されます。かまわずインストールを続けました。
まだ実際にファイルを作ってM1000上で閲覧するところまではやれていないですが、とにかくビューワソフトがM1000上で起動できているので、動いているような気がします。
投稿情報: kei_1 | 2005.07.09 00:02