Link: NTTグループ内の公衆無線LAN基地局が統合。無線LAN倶楽部はサービス終了.
これに伴い、NTTBPが運営する無線LAN倶楽部は、12月をめどにサービスを終了する予定。無線LAN倶楽部として設置したアクセスポイントは、NTTグループの共有アクセスポイントとして再利用を図るという。サービス終了に際したユーザーへの対応といった詳細は、現時点では未定。
お世話になっている無線LAN倶楽部が12月をめどに終了し、NTTBPはMzoneなどのNTTグループの公衆無線LANサービスの裏方に専念するようだ。
無線LAN倶楽部のサービス開始直後から利用してきた感想としては、他の同様な公衆無線LANサービスと比べて、よくユーザの利用スタイルを理解しているように思え、好感がもてていた。たとえば、無線LANアクセスポイントの位置がWebページからわかるようになっている。他社では日本テレコムのMobilepointがやっているが、MzoneやHOTSPOTのような最近力を入れているように思える企業のほうがかえって遅れている部分だ。また、無線LAN倶楽部は独自のコンテンツ配信サービスも行っていたり、PDAユーザのためのサービスもあったりと、きめ細やかなところが評価か出来たと思う。今回、NTTグループ内のMzoneほかのサービスと再編成がなされる形となるが、特にMzoneにはこのあたりのところを継承して、より良いサービスにしてほしいものだ。
Mzoneといえば、東京メトロの駅をすべて公衆無線LANの圏内にしてしまった功績は大きいと思う。ただし、その後無線LAN倶楽部とHOTSPOT(NTTコミュニケーション)がほとんど同じサービスを始め、駅の構内で電波が混み合ってしまった。そして最近では、電波が混み合うのを避けるためにそれぞれのアクセスポイントで出力を下げているようで、当初駅の全域で使えていたものがホームの部分的にしか使えないようになってしまったようだ。電車がホームに入ってくると電波状態が悪くなって通信が切れてしまったりしたことがある。あの地下鉄の駅という空間のなかで、3つの会社が無線LANの電波をそれぞれ出さなくても、電波は共有で良いように思うのは私だけだろうか? それぞれの業者が自分たちのことしか考えていないように思えて、ずっと腹立たしく感じていたのは私だけだろうか? 今回の報道で、当事者たちは少なくともこうした問題に気づいているように感じられたので、少しほっとした。特に、この3社はNTTグループ同士なのだし、連携をうまくやってもらいたいと思うのだ。
こんばんは。この記事よんではいたのですが、肝心な12月で無線lan倶楽部の休止という点を見落としていました。。。。たしかにかぶっているのでしかたがなさそうですね。ちなみにAPの設置ポイントを考えるとNTT-ComのHOTSPOTが一番利益(=エリアが格段に広がる)のではないですかね? と言うわけでHOTSPOTにも期待します。あと、技術的には別々のSSIDでサービスしている以上、『電波は共有』は不可能ではないかと思います。(Channelは適当に使われる場合)もちろんどちらかのサービスを使っている方が、もう片方に合わせると言う形では可能ですが。。。NTT-BPが管理するのでChannelも干渉しなくなりますよ。というのが理想ですかね。ユーザ側では気にしませんし。
投稿情報: clubman | 2005.07.14 01:44
clubmanさん いつもどうも!
そうですね、SSIDは自分の所のをつけたいかもしれませんが、私の意見はもっと過激です。「そんなのユーザから見て関係ない。知らん! とにかくもっと使いやすくしろ!!」これだけです。(笑)
それからセキュリティについては「当たり前のことは当たり前に安心して使えれば良い」くらいのスタンスです。これに対するソリューションはいくつか考えられますが、そんなことは彼らが考えれば良いのです。私のようなユーザの仕事ではありません。使いにくかったらまた文句言います。(笑)その繰り返しかなあ。
投稿情報: kei_1 | 2005.07.14 21:20