VAIO type UのTIPSの3回目は私のオリジナルのアイデアを紹介しよう。
まずはこの写真を見てほしい。錦糸町のヨドバシカメラで見つけたとても携帯に便利な小さな三脚である。
Kenko ミニトライポッド MT-2 1260円(税込)
写真のように折りたたむと平べったくなってとても携帯性がよく、素材も軽い素材でできている。しかも、三脚として使うときの強度は十分。なかなかの優れものだ。
いや、今日紹介するのはこれではなかった。(^^;
そしてこれに写真の緑色の何かアヤシイ部品を組み合わせてみた。(写真:右)これ、何に見えるだろうか?
実は、VAIO type U用のスタンドを作ってみたのだ。
緑色の部品は100円ショップで購入したお風呂用グッズを改造したものだ。オリジナルは背中に吸盤がついており、タイル壁に取り付けるタイプの石鹸置き。吸盤を取り外し、必要ない部分をカットした。ニッパーを使い、大まかに必要のない部分を切り取り、カッターナイフで細かい部分を整形したものだ。この上にVAIO type U本体を乗せてみる。自分で言うのもなんだが、なかなかいい感じ。
ラッキーなことに緑色の部品の上部裏側にちょうど三脚の上部がうまくはまるのを利用したので、とても簡単に組み立てられる。三脚についているカメラ取り付け用のネジは、VAIO type Uのスタンドとして用いるときには不要になるので、大切に保管しておく。
緑色の部品の中央部分下は、もともと石鹸の水が下に落ちるように穴が開いている。さらにこの穴を大きくして、VAIO type Uのネットワークコネクタ/VGAコネクタ用のアダプタが接続できるようにした。
このスタンドを使うと、たとえば付属のキーボードでテキストを打ち込むときにも本体のディスプレイが若干でも目に近づいてくれるので、ポートリプリケータや純正のキャリングケース(VGP-CKU1)をスタンドとして使うよりも、ずっと使いやすくなる。ただでさえ小さなLCD画面であるので、文字が小さくて見にくいところに、スタンドに置いたままキーボードで文字入力するのはとても苦痛だった。今回のオリジナルスタンドを使って、少しでもLCD画面を目に近づけると、画面が見やすくなるだけでなく、キーボードを打つときに背中を丸める必要も少なくなり、疲れ方が大きく変わる。
また、三脚を使ったので、VAIO type Uの画面の角度もわりと自由に調整できる。自宅のデスクや会社のデスクや、外出先でそれぞれ最適な角度に簡単に調整できるのだ。
しかも、今回のオリジナルスタンドは、これらの純正のスタンドよりもずっと携帯性がいいのも特徴だ。実は、純正のキャリングケースも購入してみたのだが、その大きさにショックを受け、一度も利用していない。無駄な投資になってしまった。キャリングケースのなかのスタンド部分のみ取り出して使ってみたりもしてみたが、やはりカバンの中でかさばる形状なので、もっといい方法を探していたというわけだ。
VAIO type Uはこのようにいろいろ工夫して使う余地がたくさんあるように思える不思議な製品だと思う。まだほかにも思いついたことがあるので、次の機会にはそれを報告しようと思う。
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