2008.06.16

総務省、地域WiMAXの免許を42者に付与

Link: 総務省、地域WiMAXの免許を42者に付与.(ケータイWatch)

 総務省は、2.5GHz帯の周波数(固定系地域バンド)を使用する地域WiMAXについて、公募で受け付けた42者に対し、免許もしくは予備免許を付与すると発表した。

 全国カバーのWiMAXや次世代PHSに続き、2.5GHz帯のいわゆる「地域WiMAX」の免許が各地のCATVなどの業者に付与されることになった。ブロードバンドのカバーされていない地域の解消が配慮されている。これはとてもいいことだと思う。

 現在地方のブロードバンドがカバーされていない地域は、結局は過疎であったり、商売的な効率をねらうには難しいエリアだろう。それでもいろいろ知恵を絞ってカバーしようということだ。がんばってほしいものだ。そして、今回免許を与えられる事業者への支援も、国として、総務省として、しっかり行ってほしいものである。

2008.06.13

AV機器用リモコンの無線標準規格策定へ

 Link: ソニー、松下など7社、AV機器用リモコンの標準規格策定へ.(AV Watch)

ロイヤル フィリップス エレクトロニクスとサムスン電子株式会社、ソニー株式会社、松下電器産業株式会社の4社は13日、AV機器向けのワイヤレスリモコン向けの標準仕様の開発を行なうと発表した。仕様の策定は2008年後半に完了し、全ての企業がアクセス可能とする見込み。    

  AV家電のリモコンにようやく新標準規格を検討する動きが出てきたようだ。赤外線を使うリモコンも、各社それぞれで、標準規格化すればもっとなんか便利になるんじゃないかと思うのだが、あまり標準化という話を聞かない。しかも、これだけ無線LANやbluetoothなどが進化してきたのに、いまだ赤外線というのも、変わり映えしないなあと思っていた。何かアイデアを出す人はいないのかなあ、なんて、そんな感想を何となく持っていたものだ。

  その意味で、今日のこの記事は、ようやく動きが出てきたのか、というのが正直な感想だ。

  使用するのは、小電力無線と呼ばれるもののようだ。IEEE802.15.4というと、ZigBeeの物理層にあたる規格ともいえる。現行のbluetoothよりも省電力なのが特徴だ。

  赤外線ではできなかった新しいアイデアを是非期待したいものだ。

 

2008.05.27

WILLCOM 喜久川社長の講演

Link: 【WILLCOM FORUM & EXPO 2008】 喜久川社長、ウィルコムの目指す未来を語る.

 27日に開催された「WILLCOM FORUM & EXPO 2008」の基調講演では、ウィルコム 代表取締役社長の喜久川政樹氏が登壇し、次世代PHS「WILLCOM CORE」を含めたウィルコムのPHS戦略を語った。

 ここのところウィルコムのニュースばかり取り上げているが、今日も興味深い記事があったので取り上げよう。

 「ガラパゴスケータイは目指さない」とか、真のオープンプラットホームを目指し、GSM版W-SIMなどの開発が進んでいる話とか、とても興味深い。GSM版W-SIMなどというのは、まだなかったことが不思議なくらいだが、実現すると大変大きなことだと思う。日本オリジナルのPHSから出発したサービスや端末がワールドワイドに何らかの形で広がっていく、重要なアイデアだ。これこそ、ウィルコムに必要な戦略だと思う。もう、日本のみで戦う時代ではないのだ。

 まあ、でも、海外キャリアとのローミングの契約など、実際にはいろいろ大変なんだろうなあ。

 次世代PHS「WILLCOM CORE」が始まるまでは、HSDPAで先行しているEMOBILEやドコモ、ソフトバンクに対し、通信速度の点でハンディキャップを抱えることにはなるが、それをひっくり返すような魅力ある企業へとの意欲がとても感じられる。引き続き応援したい。

 

2008.05.05

BT-DockT iPod用bluetoothアダプタ

    先週、こんなものを入手したので報告しておこう。写真はさっそくiPod touchに取り付けたところだ。

    BT-DockT

     BT-DockTは、iPodに取り付けて使うPlanex製bluetoothアダプタだ。A2DP、AVRCPのプロファイルに対応しており、bluetoothヘッドフォンと無線接続してステレオの音楽を楽しむことができる。

     ここまでは、これまでにもいくつか製品があるので目新しくはないが、実はこれ、bluetooth ver 2.1にさっそく対応しているそうだ。箱にシールが貼ってあった。2.1対応製品の出荷が始まっていたのだなあ。

     bluetooth ver 2.1の特徴は以下のふたつだ。

       
  1. ペアリング手順の改善 (シンプルセキュアペアリング)    
  2.    
  3. 省電力    

     (参考: 元麻布春男の週刊PCホットライン■Bluetoothが目指す場所(PCWatch))

     今回、ペアリング相手がbluetooth 2.1でないので、1は試せてはいないが、特に2は期待したいものだ。ペアリングも2.1対応機をペアで使えるようになったら試してみたい。

 

2008.05.01

“ウィルコムのWiMAX”

Link: “ウィルコムのWiMAX”とモバイルWiMAXの違い - @IT.

 “ウィルコムのWiMAX”という言い方は、いろいろな意味で示唆に富む。以下、それを説明することで次世代高速無線通信の行方を占う材料になればと思う。

 なかなか興味深い記事だ。

 ウィルコムの次世代PHSは、実は変調方式などモバイルWiMAXととても近い技術を使っているそうだ。さらにマイクロセルと呼ばれる、基地局ひとつひとつのカバーエリアは小さいが、その分、たくさんの基地局を配置する方式で、混み合う都会でも通信容量を確保できるところに強みがあるとのこと。なるほど、わかりやすい。

 記事にもあるように、技術的な優位性がそのまま事業的な成功につながるとは限らない。特に、世界標準規格のモバイルWiMAXのほうが、海外とまったく同じハードウエアが利用できる可能性があり、端末の原価コスト的には優位だろう。次世代PHSの物理層の仕様がモバイルWiMAXとかなり近いので、ハードウエア的な差はあまりないようにできるというが、現実はそんなうまくいくのだろうかという疑問も残る。しかしながら、世界標準規格に対してかなりしっかり検討した結果の判断だったことを知った。ちょっと安心した。あとはぜひがんばってもらいたいと思う。

 

2008.04.18

Nokia 6212 classic NFC対応携帯

Link: Nokia 6212 classic NFC対応携帯 - Engadget Japanese.

ノキアから、ストレート型携帯の新機種6212 classicが発表されています。仕様は2インチQVGAに2メガピクセルカメラなど至ってシンプルながら、注目はNFC (Near Field Communication)に対応すること。NFCは対応機器同士やタグを近接させて通信する、つまりおサイフケータイのFelicaのような規格。

 NokiaのケータイにNFCが搭載されていよいよ発売されるようだ。お財布ケータイを可能にした技術が、いよいよ世界に広がる。Nokiaのデモはアメリカでもヨーロッパでも展示会で見てきたが、いよいよそれが展示会でだけでなく、市場に登場することになるようだ。

 さらには、こちらの記事にあるように、NFCでペアリングできるbluetooth機器も登場した。

Link: ParrotからNFC対応Bluetoothポータブルスピーカー PARTY Black Edition - Engadget Japanese

 つまりは、海外では「お財布ケータイ」や「モバイルSuica」タイプよりも、bluetooth機器同士をつなげる設定をしやすくするためにNFCを活用するパターンのほうが先になったと言うことかもしれない。いずれにしても、NFCの普及に期待したい。

2008.04.17

Willcom、WS014INを24日発売

Link: ウィルコム、W-SIM対応データ通信端末「WS014IN」を24日発売.

 「WS014IN」は、W-SIMスロットを備えたPCカード型データ通信端末。W-SIMスロットは可動式となっており、「WS014IN」本体にW-SIM全体を収納できるほか、W-SIMのアンテナ部を出したまま通信することもできる。本体には、ゼブラ柄のデザインが採用されている。

EMOBILEにスピードでは負けているが、現時点でのカバーエリアの広さで勝るWILLCOMだ。PCカードスロット搭載のノートPCを使う機会が10年前より減っているが、私自身、会社から支給されたPCがPCカードスロット搭載マシン(Let’s note R6)なので、興味深い製品だ。

2008.03.27

アイ・オー、W-SIM USB通信アダプタ

Link: アイ・オー、W-SIMを装着するUSBデータ通信アダプタ.(ケータイWatch)

 アイ・オー・データ機器は、ウィルコムのPHSモジュール「W-SIM」を装着するUSB通信アダプタ「USB-WSIM」を4月下旬に発売する。価格は4,410円。

 これは興味深い。DDと比べてやや小さそうだ。

2008.03.24

初ワイヤレスUSBの実力値

Link: 元麻布春男の週刊PCホットライン. NEC Lavie J「LJ750/LH」に標準搭載されたワイヤレスUSBの実力(PCWatch)

 現時点では、ワイヤレスUSBの用途は限られており、規格化の分裂騒動や、Bluetoothとの棲み分けなどの問題も抱えている。ただし、現状で市場にあるほぼ唯一の製品だけに、ようやく登場した新技術に関心のあるユーザーにとっては、興味深い製品と言えるだろう。

 現時点でのワイヤレスUSBに関する興味深いレビュー記事だ。

 予想通りというか、480Mbpsは出ておらず、従来のUSB 2.0の実効速度の1/4~1/5ということだ。まあ、最初の製品であるし、仕方のないことだろう。

 bluetoothとのすみわけの件は、まさに同じ物理層(UWB)をもちいた次世代bluetoothの規格策定が進行中と聞いており、最終的にはどっちが便利かで決めればいいようになるようだ。きっとどちらのプロトコルスタックもインターフェースに標準で添付されるようになるだろう。

 技術の進歩と、法規制の問題の解決には少し時間がかかるけれど、とても期待したい技術である。

 

2008.03.03

ウィルコム、超小型PC ?

Link: ウィルコム、「Atom」搭載のVistaマシンを開発――次世代PHSにも対応 - ITmedia +D モバイル.

ウィルコムは、インテルの省電力CPU「Atom」を採用したシャープ製Vista搭載端末の開発を発表した。次世代PHSにも対応した“革新的な製品”であり、4月下旬に正式発表、6月の提供を目指す。

 今年のCESのインテルブースに出展されていたなぞのマシンが徐々に明らかになってきた。でも、まだよくわからない。UMPCのようなものだという声もあるけど、詳しくは4月を待たないとわからないみたいだ。ずいぶん引っ張るなあ。(^^;

 「革新的」だそうだ。ま、楽しみにしておこう。


Tokyo