ちょっとタイミングを逸してしまったが、VAIO type Pのインプレッションを書いておこうと思う。
私にとって久しぶりのVAIOである。ソニーはこうした小さいPCを過去何機種も発売しているが、キーボードが貧弱だったり、ポインティングデバイスが最悪だったり、なかなかこれといった私にとって合格点をあげられる機種はなかった。しかし、今回のtype Pはまさに合格点だ。
やはり一番の魅力はこの薄さ、軽さである。ジーンズのお尻のポケットに差し込んだ広告があるが、まあ、それは実用とはいかないが、見た目にもインパクトがあるほどのスタイリッシュさであることは間違いない。私は通勤に小さめのリュックを使っているのだが、従来ノートPCが入るとずっしりとした重さがあったのだが、type Pの場合はノートPCを持ち歩いているのを忘れるくらいだ。おかげでフットワークも軽くなる。
ファンレスも大きな魅力だ。私の手持ちのマシンで言うと、特にOQO model 02はファンの音が特にうるさく、とても残念なスペックである。それに比べ、type Pはファンを持たないので、動作時の音は全く無音にちかい。キーボードもあまり音がしないタイプなので、図書館で利用しても平気だ。これはモバイルPCとしては大変大きな特徴だ。
そのキーボードの出来だが、噂に違わぬものだ。キーピッチが十分にあり、ごく普通のノートPCと感覚的に変わらない感じでキー入力できるし、長時間のタイピングでも疲れない。当初、キートップがつるつるな感じで、気になったのだが、しばらく使ってみてあまり影響はないと感じている。合格点以上のキーボードだ。
それに比べ、液晶ディスプレイはサイズの制約故かなり小さい。解像度は高く、表示はできるのだが、私の目には文字が小さすぎて、工場出荷状態ではとても使えるものではなかった。コントロールパネルの「フォントサイズ(DPI)の調整」で120DPIに変更して使っている。残念ながら、一部の付属ユーティリティプログラムがこの解像度に対応しておらず、その場合は仕方なくDPIを元に戻して使っている。ソニーにはぜひソフトウエアのアップデートで、この解像度にも対応してほしいものだ。
少し心配していたマシンパワーの点は、実際に思いソフトウエアを動作させていないと言うこともあるが、全く困っていない。
ACアダプタが小さいのも気が利いている。ディスプレイとLANポートのアダプタがACアダプタと合体するのはなかなかのアイデアだ。持ち歩くのにアダプタを忘れることがない。ただ、このアダプタのケーブルの長さは短いので少し使いにくさを感じる。また、ACアダプタのDC側コードが横から出てくるのは少し邪魔だ。まあ、細かい点なので気にならない人もいるだろうというレベルだ。
総合的に判断して、久しぶりの満足度の高いVAIOというのが、現時点の感想だ。次はこいつのためにスタイリッシュなバッグか、ケースがほしいと思っている。
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