2008.05.15

ESEC 2008

    今日、ビックサイトで開催中の組み込みシステム開発技術展(ESEC)を覗いてきた。ほかにも同時開催のいくつもの展示会を行っているが、出展ではこの展示会が一番大きい。

    特に当blogで取り上げるとすれば、やはりAtomプロセッサの話題かな。インテルのブースではAtomプロセッサを搭載したボードをたくさん展示していた。写真はその中のひとつでICAのボードのAtomプロセッサとチップセットのアップ。いよいよこれが製品に載って市場に登場することになりそうだ。

    atom.jpg

    このほか、Lineoのブースでは、Linuxの起動時間を1/9に短縮したというデモを行っていた。起動時のスナップショットをボード上のフラッシュメモリに記録しておき、電源オフ。電源オンの時にそのメモリの内容から起動できるようにして、起動の高速化が可能になったそうだ。通常起動で31秒かかっていたところを3.4秒で起動することができたといただいた資料にある。グッドアイデアである。製品に搭載されることを期待したい技術だ。

    ま、こんな感じでぎっしりとたくさんのソリューションが出展されている。結構混雑している。日本のものづくりも健在だと少し安心した。

 

2008.04.16

Display 2008

今日はビックサイトで開催中のDisplay 2008という展示会を見てきた。同時開催の「ファインテック・ジャパン」(ディスプレイの製造装置などの設備、技術の展示会)のほうが圧倒的に規模が大きい。Display2008は最終製品の展示が中心だ。

注目はソニーなどが出展している有機ELなどだが、電子ペーパーのブースもかなりの混雑でちょっと驚いたくらいだ。

次の写真は電子ペーパーのキー技術のひとつ電気泳動方式の表示技術を持つE-INK社のブースに展示されていた、Amazonの電子書籍Kindleである。昨年のクリスマス時期に、プレゼントとして結構売れたらしく、ちょっとした注目商品にはなったそうだ。実物を見るのは私は初めてだった。

amazon-kindle Amazonの電子書籍Kindle

同じE-INKのブースには、EPSONによるコントローラチップや、PrimeViewという台湾メーカーによるプラスチックフィルムベースのE-INKタイプの電子ペーパーの展示があり、毎年技術的な進歩を見せてくれているなあと思う。ただし、なかなか市場が立ち上がってこないのも事実。白黒で文庫本のような、新聞のような表示だが、Amazonの例のように電子書籍のアプリ以外なかなか売れ筋の応用が見えてこないようだ。

日本でも2004年にソニーがLibrieという電子書籍を商品化したが、そのころと比べると、今回の展示ではEPSONの新開発のコントローラにより、表示がさくさくと圧倒的に速くなっており、ちょっと驚いたくらいだ。メニュー表示には部分的に書き換えを行うなどの工夫をしているとのことだが、ページ全体の書き換えもかなり高速化されていた。しかもデモ機はタッチパネルがつけられていて、手書きができるようになっていて、その追従性も違和感を感じないくらいに十分な表示性能になっているように感じた。これならLibrieであのときに感じた不都合(技術的な完成度不足)のかなりの部分が解決されているように感じた。

epson-eink-cont demo EPSONの新開発コントローラのデモ

また、個人的にはPrimeViewのプラスチックフィルムベースの電子ペーパーには期待をしている。というのも、現在主流のディスプレイはガラスベースで、壊れる危険といつも背中合わせだ。そのため、パソコンは強度を確保するためにある程度の厚みが必要になり、たとえばMacBook Airでさえ、あの程度の厚みが必要になる。厚みが必要になるのと同時に重くなることが、直接モバイルのための制約条件になる。今は、LCD以外にもHDDや電池の重さが問題になるが、HDDは半導体ディスクになり軽くなるし、電池は表示部の省電力化によりかなり小型化できそうな可能性もある。ディスプレイがガラスからプラスチックフィルムベースになると、ガラスのような壊れるリスクが劇的に減るので、パソコンの形も劇的に変わり、ユーザにとっては携帯性が飛躍的によくなる可能性が出てくる。

pvi-flex-epd PrimeViewのプラスチックフィルムベースの電子ペーパーディスプレイ

いずれにしても、新技術が市場で認められるにはなかなか時間がかかるようだ。今後も注目していきたいと思う。

 

2007.09.07

MCPC モバイル ソリューション フェア 2007

今日、MCPC モバイルソリューションフェアを見てきた。

今朝の台風でどうなることかと思ったが、無事開催され、結構盛況だった。

今回もbluetoothの技術セミナーが開かれ、今年はこれにほぼフル参加したので結局1日いたことになる。

展示のほうも盛況で、マイクロソフトはWindowsMobileを中心に、そしてNTTドコモ、au、Softbank Mobile、Willcomのキャリア4社はそれぞれ主に企業向けソリューションと端末を出展していた。

「注目のX02HTはいつ?」とSoftbank Mobileのブースで聞いてみたら、今月中には何とかしたいと思っているけどどうなるかなあ、なんていう答えだった。(^^;

NTTドコモのWindows Mobile搭載の富士通製FOMA端末「F1100」とHTC製「HT1100」は実機ではなく、モックアップの展示だった。残念。「TouchFLO」を試してみたかったのになあ。

このほかにダイアローグ・ジャパンのブースでは、auのCDMA 1x WINモジュール搭載のFlyBookを展示していた。

flybookflybook

こういうワイヤレスブロードバンド機能が内蔵されたPCは大歓迎だが、やはり気になるのは通信料金だ。「テーガク」でなければ、通信モジュールが内蔵されていくら便利になったからって、通信費が気になって使えないなんてことになる。すでにE MOBILEがテーガクのワイヤレスブロードバンドを提供しはじめているのに、最初にauを選んだ理由を聞くと、auにこだわっているわけではなく、どのキャリアとも組みたいと考えているとの答えが返ってきた。それはそれで大変だろうが、がんばってもらいたいものだ。

 

2007.02.18

3GSMでみたE-INKデバイス

3GSMではSmartPhoneだけでなく、ほかにもいろいろ注目すべきデバイスの写真を撮ってきた。今日はそのうち電子ペーパーとも呼ばれているE-INK社のディスプレイ技術を使った製品の展示を紹介しよう。

まずはモトローラがインド向けに製品化の準備をしているGSM携帯電話MOTOFONE F3だ。この機種のディスプレイはE-INKの電子ペーパー技術を使っている。ただし、同じE-INKの電子ペーパーでも電子書籍に使われているものよりも解像度は低く、ちょうど7セグメント方式で数字や文字を表示するような方法で、あらかじめデザインされた形に色を表示できる。携帯電話の仕様としては操作系を含めとてもシンプルで、入門機として、BRICsのような新興市場向けに販売することが計画されているようだ。E-INKディスプレイは消費電力を抑える部分で寄与しているように思われる。説明員によると、インドの後、ヨーロッパでもリリースすることを検討しているそうだ。

 MOTOFONE F3

MOTOFONE F3

 

 

そして、もうひとつはPolymer VisionとTelecom Italiaが発表したばかりの「CELLULAR-BOOK」である。丸められるディスプレイということだったが、実物はそれよりも「折りたたみ」ディスプレイという感じのものであった。いずれにしてもユニークなディスプレイである。最初の製品では携帯電話網を使ったデータ通信機能を搭載するが、電話機能は搭載しないとのこと。ただし、次の世代の製品では電話機にこのディスプレイを内蔵するなどの進化をさせたいと説明してくれた。

 CELLULAR-BOOK

CELLULAR-BOOK-1CELLULAR-BOOK-2CELLULAR-BOOK-3CELLULAR-BOOK-4

 

2007.02.13

3GSMでみたSmarttPhoneたち

お待たせしていた3GSM会場で撮影した写真であるが、一部公開しようと思う。

まずマイクロソフトブース。WindowsMobile 6の新製品をずらりと並べていた。写真はほんの一部。

hp ipaq510 hp ipaq 510

Samsung i760 Samsung i760

motoq Motorola motoQ q9

spv-e650 Orange SPV E650  (HTCのOEM)

さすがにこれだけ数が多いと、どれもじっくり触るほどの時間がなかったが、いずれの機種もハードウエア的な完成度はかなり上がっていると感じた。たとえば、たいていの機種には筐体中央に4wayのナビゲータキーがあるが、従来これの操作感に疑問を感じていた機種がないこともなかった。しかし今回触った機種はどれも良い感じがした。各社、ユーザからのフィードバックで改良を重ねている証だろう。

ほかにもこんな興味深い端末が、、。

X7500 HTC EuropeブースのHTC Advantage(X7500)。キーボードの出来はいまいちだったが、かなり遊べるマルチメディアマシン。これならほしいかも。本体のステレオスピーカーの音のよさにびっくり。

ultimate 7150 i-mate ULTIMATE 7150  実働していないモックの展示。

Toshiba g900 東芝 G900 それにしても HTC Hermes系にそっくり!もしかしてOEM?

Nokia e90 そして、Windows Mobile以外ではこれでしょう!Nokia E90。これ、ぜひ日本で出してほしいなあ。そしたら絶対買いますよ。

 

2007.01.13

iPhone@MacWorld

 昨日、ラスベガスからサンフランシスコに移動して、今日1月12日はMacWorldの最終日を見学してきた。

 実は、私はMacに詳しくなく、まったく縁がないとさえ思っていたMacWorldであるが、たまたま一緒に来ている仲間と見学する計画をしていたところに今度のiPhoneの発表である。これは良いタイミングである。

 iPhoneの実物はガラスのケースに入った形での展示であったのは残念だが、大変魅力的な商品だ。

 ユーザインターフェースに凝っているのは、アップルの伝統である。特にiPhoneではそこを中心に売り込んでいる。実際に触ってみたわけではないので、まだ諸手をあげて「万歳」は早い気がするが、コンセプトはさすがアップルである。ユーザから見てとても魅力的なプレゼンだと思ったのだ。発表された仕様によるとGSM/EDGEに対応した携帯電話なので、日本で出るのか不明だが、ぜひキャリア各社で競って契約してほしいものだ。

iPhone

2007.01.10

OQO model 02を触ってみて

いよいよCESの展示会が始まり、さっそくOQO Model 02を触ってきた。展示されていたのはマイクロソフトのブース。

oqo2

よーーく見るとWindowsVitaが動いているのが確認できる。、、でもこの写真ではわかりにくいね。ごめん(^^;

キーボードも打たせてもらったが、思ったよりもいい感じ。これなら十分及第点をあげられると思った。

画面右下に指をスライドさせると画面をスクロールさせることが出来るデバイスが縦横2個、組み込まれていて、Webブラウズのときなどにとても便利になっている。これはGood ideaだと思う。

OQO2-DS

光学ドライブ内蔵ドッキングステーションに装着したところ。外部ディスプレイをつながなくても使えそうだ。これもGood ideaだ。

OQO-OQO2

OQO model 02(上)とOQO model 01+ (下)の大きさの比較 その1

後ろの説明員の女性の服が同色でわかりにくくなってしまったが、やや大きくなっている。とはいえ、もともと小さいのでそれほど違和感はないように思えた。

OQO-OQO2

側面の比較。少し厚みも増している。これもわかりにくい写真で、ごめん!

 

2007.01.08

ビルゲイツ氏の基調講演報告

ラスベガス2日目、ビル・ゲイツ氏の基調講演を聞いたので速報しておこう。

毎年、CESの開催前夜、もう、恒例になっているが、今回は場所をラスベガスヒルトンからVenetianホテルに移し、少し大きなキャパの会場となっていた。勝手が違うところもあり、いい席を確保できるかひやひやしたが、なんとか最前列から3列目という席を確保でき、写真もいくつか撮れた。そのなかで特に私の興味、偏見で写真を選んでみたのでご覧いただきたい。

newpc

今回ゲイツ氏が発表したことになるPCのニューモデルたち

実はこの後、OQOらしきパソコンが一瞬スクリーンに現れたりもした、この件は次のエントリーで。

outselling-bb

SmartPhoneについてはどうだったかというと、、すでに各社が新製品の発表を行っているものが多く、特に目新しいものは発表されなかったように思う。この画面で笑っちゃうのは「Outselling Blackberry= Blackberryよりも多く売れる」の文字。ストレートでわかりやすい目標だ(笑)

gates-smartphonevideo

これだけではなんなので、もう一枚。Smartphoneの各製品のCFらしきビデオを4本編集して同時に見せるコーナーがあった。この写真ではわかりにくいかもしれないが、左下はHTC Hermesっぽいし、右下はMoto Qっぽい。ぱぱぱぱっと画面が変わってしまうので、こんなところでご勘弁を。SmartPhoneに関しての何か新しい動きが期待されたが、それほどのものはなかったという報告である。

ほかにはWindowsVista関連、ゲーム関係(PC用ソフトとXBOX関係)、Zune関係、Ford社との共同開発プロジェクトの件、未来のホームコンピュータなどなど、それなりに面白いネタはいくつかあったが、詳しくは他のニュースサイトに任せることにしようと思う。以上。

2007.01.07

CES unveiled

ラスベガスに到着してさっそく活動開始。まず、International CESの開催に先立って行われたプレス向けプレビュー「CES unveiled」を覗いてきた。全部をしっかり見るには時間が足りなかったのではあるが、気になるGadget系ではこんな展示が、、

BigBB 巨大Black Berry (笑)

S-XGen S-XGen

S-XGen 意外と厚ぼったい。

 

2006.10.19

WPCに行ってきた

 昨日に引き続き、展示会に行ってきた報告だ。今日はビックサイトで開催中のWPCに行ってきた。昨年まではWPC Expoと言っていたように思う。

 行ってみると、会場が以前よりもかなり狭くなっており、ちょっとショックだった。それでもマイクロソフトや、ウィルコムなど、ブースでの展示そのものはそれなりに盛り上がっていた。

 マイクロソフトはWindowsVistaとOffice 2007にほぼ完全にフォーカスしての出展で、徹底的にその良さをアピールしていた。内容はわかりやすく、なかなか良かったんじゃないかと思う。特にブース内ステージでのプレゼンには多くの人が集まって、なかなかの盛り上がりを見せていた。

 ウィルコムのブースは派手さはないが、W-OAM対応のW-SIM「RX420AL」や「9(nine)」などなかなか魅力的なものがそろっていた。特に「9」はシンプルで使いやすそうで、魅力的だ。

wpc-willcom

Tokyo