少し前の記事ではあるが、このblogにも時々コメントを下さる「かずちゃん」こと、笠原さんがVAIO type Uに関する記事を書かれたので、私なりのコメントを書いてみようと思う。
笠原一輝のユビキタス情報局 【新生VAIOシリーズインタビュー(3)】 モバイルを追求した新しい形を提案する「VAIO type U」 ~VAIO type U開発者インタビュー
今回のインタビューを終えて思ったのは、type Uは従来のモバイルノートのように、椅子に腰掛けて利用するのではなく、携帯電話やPDAのように、立ったままでも使えることを強く意識した製品であることだ。 立ったまま利用するのであれば、ブラウジングが最重要課題であろうし、それを実現するためにキーボードを取り払ってしまったという思い切りの良さには素直に感心している。PCがPCであるためには“キーボードが必要”という意見はおそらく今後もすぐになくなりはしないと思う。だからこそtype UでもUSBキーボードがバンドルされているのだと思うが、それでもそうした風潮に一石を投じたという意味で、VAIO type Uは歴史的な1台になるかもしれない。
「歴史的な1台」は大げさかもしれないが、確かにソニーのやりたかったことはごくあたりまえのPCの使い方ではなく、立った状態でも使える、移動中のちょっとした空き時間にも情報のブラウジングに使えるということなんだろうな。それは私もよく理解できる。ソニーの意気込みは大いに評価したいな。
ただ、実際のできはどうかというと、ソニーさんに対し少し厳しい感想を述べさせていただくしかない。サスペンドやレジュームがきびきび確実に動いてくれないので、移動中のちょっとした時間に使えるマシンとしてはまだまだ及第点は上げられないのだ。いや、ソニーが悪いというより、Windowsがそうしたコンセプトに向いていないというべきかもしれないが、、。
記事の前半に戻る形になるが、やはりこの部分は気になる。
「これまでのバイオUユーザーのご意見として最も多かったのが、キーボードについてでした。小さくて持ち運べるようになると、電車の中で使いたいというお客様が増えていき、じゃあ、そういう時にはキーボードはいらないでしょう、と。そこで、どうせならキーボードを無くしてもっと軽量化して欲しいという意見があったのです」(山下氏)と、小さく、軽くを実現したことで、これまでPCが使われてこなかったようなシチュエーションでもPCが使われるようになってきたという。具体的には、山下氏が指摘するように“電車の中”といった、これまでノートPCを使いにくかった空間がそれだという。
まず最初に引っかかったのは、キーボードがいらないというシチュエーションだ。電車の中で使いたいから小さく軽くまではわかるのだが、キーボードがなんでいらなくなるのかが不明だ。それと、ここで「これまでPCが使われてこなかったようなシチュエーション」とは何のことを言っているのだろうか?
この山下氏の発言として紹介されている部分は前にもどこかで読んだ内容と同じであり、たぶんこういう表現を実際に繰り返しているんだろう。でも、言葉足らずで解釈になやむ部分がある。
電車の中で座ってキーボードを打っている人は、私を含めて多くいると思うので、「これまで使われてこなかったシチュエーション」ではなさそうだ。
メールをブラウジングする場合を考えてみると、そして、返事を書きたくなることを考えるとキーボードが不要だと言い切るところはまったく理解できない話になってしまう。電車の中で携帯電話でメールの返事を一生懸命打っている人をよく見かける。
ひょっとして動画の視聴のことだろうか?私の場合、PDAを使って電車の中で音楽を聴くことが多い。それを動画まで広げて考えると、そのときはキーボードはほとんど必要ないかもしれない。DO VAIOをコントロールする十字キーや、タッチパネルで十分だ。
とにかく、言葉が少し足りていない気がして仕方がない。
そもそもPCの使用シーンとして、電車の中は席に座るのと立ったままではかなり条件が違ってくる。席に座ると、普通のノートパソコンのほうがキーボードを安定して使うことができ、圧倒的に使いやすくなる。ただし、まさに立ったままの状態ではある大きさ以上の大きさのキーボードはほとんど使うことができない。VAIO U101の大きさのキーボードでさえ、そうなる。そういうことをいいたかったのかなあ。しかしながら、OQOくらいのサイズのキーボードなら立ったままで使いやすいと思えるのだが、なぜそうしなかったのだろうか?
それから、別の視点ではあるが、VAIO U101のユーザでもある私からのソニーへの苦言もある。VAIO U101のキーボードを使ったユーザから、キーボードは不要だという反響があったとしたら、それはキーボードが使いものにならないくらいひどい出来だということが原因だとはならないのだろうか?私は少なくともそう感じている。
どうもです。
Type Uについて語り出すと止まらなくなりそうですが、短めに。(^^;)
標準でキーボードを外せるようにしたことは良いと思いますが、簡単に合体できるようにもして欲しかったと思います。合体させれば従来のUと同じようなスタイルで使えるように。そして一番納得できなかったのは画面の解像度です。なんでSVGAなのか?まぁ、なんで?と書けば、それに対する答えはたくさん返ってくるのでしょうけど、回答を求めているわけではなく、私の中で「なんで?」と残念に感じているという意味です。
感情的には「アレをUと呼んで欲しくない。」というのもあります。結局U101以前を否定したようなものですからね。
投稿情報: naomabuchi | 2004.07.02 11:41
naomabuchiさん こんばんは!
私も本体とキーボードが合体できることを望みますね。
ソニーの山下さんは電車の中で今までできなかったことができるようになったと言っているようですが、私からみると、今までできていたことができなくなったことのほうが大きいです。それこそ、キーボードで文字入力できなくなったということです。たぶん、naomaabuchiさんのおっしゃる「合体」のニーズはこれを可能にするものだと思うのですが、いかがですか?私も電車の中でキーボードで入力をするシチュエーションが重要なひとなので、本当に切実にそう思います。
SVGAの件は、ちょっとわからないのですが、VGAのほうが良かったということ?それとももっと解像度が高いほうが良かったということ? 解像度が高すぎると文字が読めないですよね?
投稿情報: kei_1 | 2004.07.02 21:50
kei_1さん、どうもです。
画面はSVGAでは狭すぎるという意味です。
私にはU101以前の文字って小さすぎるとは感じませんし、SVGAへの拡大表示機能もありましたから、そういう選択肢のままで良かったのではないかと思っています。
投稿情報: naomabuchi | 2004.07.04 00:56
naomabuchiさん、こんにちは!
そうですか。
私はSVGAでも文字の大きさはぎりぎりか。少し小さすぎてつらいと感じています。これ以上解像度があがっても良いけど、文字のドット数を増やしてせめて今の大きさに見えるようにしてもらう機能がないととても使っていられないと思います。
いいなあ、目のいい人は、、(^^)
特にキーボードを使って文字入力する場合、LCDと目の距離が気になります。その点で、OQOみたいに本体にキーボードがついていてくれたらよかったのにと思います。でも、type Uの大きさではきついかもなあ。手に持ったままキーを打つには少し大きい過ぎるので。やっぱりOQOなのかなあ、、。
投稿情報: kei_1 | 2004.07.04 16:21